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米国の病院でカテーテル関連感染症が半減

米国の病院では、中心静脈カテーテルに関連する血流感染症の発生数が2008年以降に半減していることが、「Consumer Reports」に11月21日掲載のレビューで報告された。 Learn more at eVitamins Schweiz.
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米国の病院では、中心静脈カテーテルに関連する血流感染症の発生数が2008年以降に半減していることが、「Consumer Reports」に11月21日掲載のレビューで報告された。しかし、依然として多数の重篤患者が危険な細菌に曝されているという。中心静脈カテーテルでは、1つの静脈ライン(IV)を通して患者に薬剤や栄養の投与、輸液を行う。これは 生命を維持するために重要なものであるが、適切に扱わないと病原体が患者の血流に直接入り込む原因となる。

 細菌は、一度ヒトの体内に足掛かりを得ると急速に広がり臓器不全を引き起こす。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)をはじめとした一部の細菌は抗生物質に耐性をもち、特に危険である。今回の研究では、この生命にかかわる感染症を予防するうえで米国の病院がどれほどの成果を上げているかを判定するため、約2,000カ所の病院(そのうち233カ所が教育病院)の5年間の追跡記録を調べた。

 Consumer Reports医療評価センターのDoris Peter氏は、「中心静脈ライン感染症は十分に予防可能なものであり、今回の評価が低い場合、言い訳はできない。残念ながら、ランキングや賞の獲得を売りにしている有名な病院の多くが、この大きな成功を傍観する立場にある」と述べ、「各病院は正しい方向へと進んでいるが、その進みは減速しており、5年間でこの問題に十分に対処していない病院があまりに多い」と付け加えている。

 中心静脈カテーテルの安全性チェックリストが2001年に作成されているが、報告によれば、十分な数の病院がこのリストに従っているとはいえないという。米国疾病管理予防センター(CDC)によると、中心静脈ライン感染症の発生率は2008年から2014年までに半分に減少しているが、米国の病院では現在も年間約65万人が感染症を発症し、7万5,000人が死亡している。院内感染症は糖尿病に次いで死亡原因の第8位であり、中心静脈ラインはその5%を占めているという。

 Consumer Reportsは、中心静脈ライン感染症を防ぐために患者やその家族にできる対処法として、以下のものを挙げている。

・信頼できるインターネットの情報源を用いて、病院の安全記録を確認する。

・友人や家族に代弁者となってもらい、質問をしたりメモを取ったりしてもらう。

・医師や看護師の発言、使用する薬剤、疑問に思ったことなどを記録しておく。

・手の洗浄を徹底してもらう。入室する人にはもれなく手を洗ったかを確認する。

・ベッドの柵、ドアノブ、電話、リモコンなどに用いる殺菌拭き取りシートを持参する。(HealthDay News 2016年11月21日)

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